韓国留学の準備っていつから始めたらいいの?
韓国での語学留学、語学堂の留学申請受付開始の1ヶ月~1ヶ月半前から準備を始めることをおすすめします。
具体的な準備事項や、どのくらいの期間がかかるのか、13ステップに分けて説明していきます。
エージェントを通さずに準備をする方はぜひ参考にしてください。
こんな人に読んでほしい
- エージェント無しで準備する方
- 韓国留学の準備で何から始めたらいいか分からない方
- 韓国留学の準備をいつから始めるべきか悩んでいる方
韓国留学を決めてTwitterのアカウントを作ってから、社会人留学をされる方も多いことを知りました。
会社に勤めながらだと、情報収集する時間も限られますよね…。
情報収集不足で留学直前に焦らなくていいように、この記事を読んで留学準備の全体の流れを参考にしてくださると嬉しいです。
韓国留学準備の全体の流れ
語学堂を決めてからのおおまかな流れです。
書類の発行に数日かかる書類もあるので、準備は語学堂申請受付が開始する1ヶ月~1ヶ月半前から準備を始めた方が良いと思います。
- 語学堂申請書類の確認
- 卒業証明書の発行
- アポスティーユの発行
- 語学堂の申請書類の作成
- お金の移動・残高証明書の発行
- パスポートの発行
- 証明写真撮影
- 学校へ申請書類の提出
- 学費の入金
- ビザ申請
- 納税管理人の申請
- 日本での公的手続き(別記事)
- 韓国入国の準備(別記事)
それぞれ詳しく説明していきます。
Step1.語学堂申請書類の確認
自分の通う語学堂の申請には何が必要なのか確認しておきましょう。
私の通う釜慶大学の語学堂を例に挙げます。
- パスポートのコピー1枚
- 最終学歴卒業証明書
- アポスティーユ
- 1万ドル≒100万円以上ある口座の残高証明書(30日以内に発行したもの)
- ホームページにある語学堂申請書
ほとんどの語学堂が同じような書類内容だと思います。
自分の通う語学堂のホームページを探したり、分からない場合は、自分で直接学校に問い合わせて事前に確認しておきましょう。
Step2.卒業証明書の発行
自分の卒業した学校に卒業証明書を発行してもらいます。
英文で発行してもらいましょう。
私の卒業した学校は申請をしてから1週間で発行してくれました。
学校によってはもっと時間がかかる場合があるかもしれないので、事前に確認しておいた方が安心できると思います。
Step3.アポスティーユの発行
アポスティーユの発行は卒業証明書を受け取ってから申請を行います。
私の場合は卒業証明書の発行申請から含めて17日ほどかかりました。
アポスティーユの発行に関しては別の記事にまとめているのでそちらもぜひ読んでみて下さい☻
Step4.語学堂申請書類の作成
自分の通う語学堂の申請書を作成します。
釜慶大学の場合は、HPから申請書をダウンロードして、自身の個人情報や緊急連絡先、自己紹介文を記入しました。
自己紹介文で書いた内容は別の記事で詳しく説明しようと思います!
Step5.お金の移動・残高証明書の発行
残高証明書を発行するために、資金を別口座に送金しようと考えている方は、早めにお金を移しておきましょう。
1回で別口座に送金できる額や引き出せる金額は、銀行によって異なるので、1日で資金移動ができるとは限りません。
また、残高証明書の発行は申請をしてから1週間~10日程かかる場合が多いです。
その日に発行されるものではないということを知っておきましょう。
さらに、残高証明書の発行には注意点が2つあります。
- 口座残高は余裕をもった額を入れること
- あまり早く発行しすぎないこと
詳しく説明します。
注意1.口座残高は余裕をもった額を入れること
残高証明書は、学校にもよりますが、1万ドル以上≒約100万円以上の残高がある口座の残高証明書が必要とされる場合が多いです。
ここで注意が必要なのが、レートによって日本円をドル換算したときに額が変動するということです。
100万円ギリギリの額を口座に用意しておくと、レートによっては1万ドル未満になってしまう可能性があります。
口座には100万円以上、余裕をもった額を用意しておきましょう。
(私は115万円を口座に用意しました。)
注意2.あまり早く発行しすぎないこと
韓国留学では、語学堂申請時に残高証明書を提出しなければならない場合が多いのですが、提出する残高証明書には条件がある場合がほとんどです。
釜慶大学の場合は、”申請日より30日以内に発行されたものでなければならない”という条件がありました。
語学堂申請日より30日以上前に発行してしまうと、その残高証明書は無効になってしまいます。
「早く準備を進めたいから残高証明書も先に発行しておこう!」と思っていた方は、日程をよく確認しましょう。
Step6.パスポートの発行
これは人によるかもしれませんが、私はちょうどパスポートの期限が切れそうだったので更新しに行きました。
申請から受取までに約1週間ほどかかりました。
ビザ申請をする際に、パスポートの残存期間が6ヶ月以上でないといけないため、自分のパスポートの残存期間を確認しておきましょう。
Step7.証明写真撮影
パスポートの発行やビザ申請、語学堂申請書への貼り付け等で証明写真の撮影が必要です。
背景は白で撮りましょう。
Step8.語学堂へ申請書類の提出
語学堂の申請受付が開始したら申請書類を提出します。
オンライン申請をする方は、事前に申請書類を送る連絡先の確認をしておきましょう。
釜慶大学の場合は、書類郵送での申請も、オンライン申請もメールで入学許可証や学費入金等の案内が来ました。
オンライン申請した場合は、その案内がきてから学校に原本を郵送するという流れでした。
Step9.学費の送金
入学許可が下りたら、学費を送金します。
私はWiseという送金アプリを使用して学費の送金をしました。
送金が早く、レートも良いため、銀行から直接入金するよりも圧倒的にお得に送金できます。
Wiseの使い方に関しては別の記事にまとめているため、こちらを参考にしてください。
初回手数料が無料になるクーポンも紹介しています!
送金時に焦らずに済むように、早めにアカウント登録しておくことをおすすめします。
Step10.ビザ申請
申請した語学堂から入学許可証等、ビザ申請に必要な書類が届いたらビザ申請を行います。
ビザ申請を行うために訪問する韓国領事館は住んでいる地域によって決まっています。
- 駐日大韓民国大使館領事館
(東京・千葉・埼玉・栃木・群馬・茨城) - 駐札幌大韓民国総領事館
(北海道) - 駐仙台大韓民国総領事館
(青森・秋田・岩手・山形・福島・宮城) - 駐横浜大韓民国総領事館
(神奈川・静岡・山梨) - 駐新潟大韓民国総領事館
(長野・新潟・富山・石川) - 駐名古屋大韓民国総領事館
(愛知・三重・福井・岐阜) - 駐大阪大韓民国総領事館
(大阪・京都・滋賀・奈良・和歌山) - 駐神戸大韓民国総領事館
(兵庫・鳥取・岡山・香川・徳島) - 駐広島大韓民国総領事館
(島根・広島・山口・愛媛・高知) - 駐福岡大韓民国総領事館
(福岡・佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島・沖縄)
ビザ申請時に提出する申請書類も領事館によって異なる場合があります。
コロナ禍で提出書類に変更がある場合もあるので、行く前に必ず電話やメールで提出書類の確認を行うことをおすすめします。
私は広島領事館でビザ申請を行って、約1週間ほどでビザ申請が通りました。
Step11.納税管理人の申請
ビザ申請まで終わったら、日本から出国した後のことを考えなければなりません。
会社に勤めている間は、会社がまとめてやってくれていた確定申告も、会社を辞めると自分で行う必要があります。
確定申告書の提出時期は毎年2月16日~3月15日までの1ヶ月間が原則です。
その時期に日本にいない場合は親、もしくは信頼できる友人等に納税管理人になってもらうように依頼し、許可を得たうえで税務署に行って納税管理人の申請をしましょう。
私の住んでいた地域での納税管理人の申請は、申請用紙に必要事項を記入・提出して終わりでした。出国前までに申請書を出せばOKです。
納税管理人には自分の代わりに税金の納付や還付金の受取をしてもらいます。
Step12.日本での公的手続き
韓国留学で、1月1日時点で日本にいない方は海外転出届の提出を考えましょう。
別記事にまとめているので、詳しくはこちらをお読みください。
Step13.韓国入国の準備
ビザ申請が発給されたら、いよいよ韓国入国の準備です。
事前の準備に関しても別記事にまとめておりますので、こちらを参考にしてください。
まとめ
韓国留学での、語学堂申請の流れをまとめてみました。
社会人留学となると、準備の段階で会社を休まなければいけない場面が必ず出てきます。
事前に流れを把握して、語学堂申請までの予定を立てておきましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました☻
良かったら他の記事もご覧ください。
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